越冬じゃがいも
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越冬じゃがいもの美味しさの秘密
冬から春にかけてのじゃがいもはおいしい!
このじゃがいも、甘いっ!!
こんなうれしい経験を持っている方も多いと思います。
よーく思い出して下さい、それはいつ頃でしたか?
多分、冬から春にかけてだったと思います。
じゃがいもの低温糖化
実は、ジャガイモは低温で長期間保存すると甘くなるのです。
ジャガイモを、温度0~4度、湿度80~90%の環境で保存すると、ジャガイモ特有の酵素が働くため、ジャガイモのデンプンのごく一部が分解されて、糖を増やしてくれるのです。
この現象は「低温糖化」と呼ばれています。
ですから、冬から春にかけてのじゃがいもは、新ジャガの時期に比べて甘みが増えているのです。
見た目は悪いが、味はピカイチの越冬じゃがいも
右写真のじゃがいもは貯蔵されて甘みが増してきたインカのめざめです。
(写真をクリックすると別ウィンドウで拡大します)
シワシワでまるで傷んだじゃがいもみたいですが、甘みがのって本当に美味しくなっています。
人によっては古いジャガイモだと思って捨ててしまったという話も聞きます。
(もったいない・・・)
甘みがのったジャガイモの見極め方は
・皮に皺が寄ってきている。
・ジャガイモを指で押してみたときに弾力を感じる。
これが、甘みが増えてきている美味しさの証拠です!
表面に黒ずみが出てきている場合は、その部分を削ってお召し上がり下さい。
今まで経験したことのないじゃがいもの美味しさを味わえますよ。
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