男爵いもの名前の由来
北海道の栽培に適した男爵いも
明治41年、函館ドック専務取締役の川田龍吉男爵がイギリスやアメリカから様々な種いもを取り寄せて試験栽培を行ないました。
川田男爵はイギリス留学の経験があり、その時食べたじゃがいもを日本でも育ててみたいという思いがあったと言われています。
その中で北海道での栽培に一番適した品種がこの男爵いもでした。
男爵様が育てたいも
当時、正確な品種名が不明だったのですが、川田男爵が育てたいもから、農家が男爵いもと呼ぶようになったそうです。
男爵いもは、のちにアメリカの「Irish Cobbler(アイリッシュコブラー)」と言う品種だったことが確認されました。
男爵いもは、昭和3年北海道で優良品種となりました。
全国のじゃがいも作付面積は19,477haで、じゃがいもの中で一番の作付シェアです。
22.3% 平成19年(2007)産)