冷凍食品の解凍方法
冷凍食品の解凍にもいろいろな方法があります。
素材によって使い分けたい解凍方法
冷蔵庫解凍
簡単で、どんな食材でも失敗が少ない方法です。
ゆっくり解凍させるため、ドリップの出が少なく味や風味を損なわずに解凍できます。
反面、大きな食品を解凍するには時間がかかってしまいます。
● 適した食材
ほとんどすべての冷凍食品で有効な解凍方法です。
冷凍食品を解凍するときの基本と言えます。
● 解凍方法
包装のまま冷蔵庫の冷蔵室に入れておくだけです。
ブロック肉など大きな物は、解凍に12時間以上かかる場合もありますので、前日のうちに入れておく必要があります。
解凍した後も冷蔵状態ですので、衛生的な心配が少ないので、時間に余裕を持って早めに冷蔵室に入れておくようにしましょう。
流水解凍
大きな食材でも、短時間で解凍できます。
ドリップも出にくく、風味や味を損ないにくい解凍方法です。
● 適した食材
急いで解凍したいときや、ブロック肉などの大きな素材に向いています。
● 解凍方法
食品をポリ袋に入れ口をゴム等で縛ります。
ポリ袋ごとボールなどにいれ、流しで水道の水を出したまま、浸しておきます。
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常温解凍
簡単ですが、傷みやすい食品には向きません。
● 適した食材
お惣菜や冷凍野菜、ケーキなどのお菓子類に向いています。
常温でそのまま食べるものや、加熱済みの加工品などに向いています。
● 解凍方法
そのまま室内の気温の低いところに置いておくだけです。
基本的には、常温に置いておいても傷みにくい食材に向いていますが、気温の高い時期は解凍後放置しないように気をつけて下さい。
※ 解凍しないでそのまま調理する食材もあります。
● 冷凍の干物類
ホッケやシシャモなど干物類は、解凍してから焼くとドリップと一緒に旨味が逃げてしまいますので、必ず冷凍のまま焼きます。
干物の上手な焼き方はこちら、をご覧下さい。
● 冷凍しじみ
シジミ汁などには、冷凍のまま入れます。 砂抜き済みですが、表面に砂がついている場合がありますので、水道水でサッと流してから使います。
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